型にはまらないハーモニックパターン~D点がフィボナッチ100%で反転したケース

ハーモニックパターン GBPJPY4時間足チャート チャートパターン

MやWを作ってハーモニック系の動きを見ることが多々ありますが、定義にピッタリと当てはまったハーモニック・パターンとなるとそうはお目にかかることはないかもしれません。

理想形のハーモニックにならないからと言って指をくわえて見ているのはとてももったいない。。このハーモニック系の動きをなんとか捉えられないだろうかと考えている人には、あきチャン先生のハーモニックの考え方や使い方が大いに参考になります。

以前の記事であきチャン先生流ハーモニック攻略法をまとめていますので参考にしてください。

ハーモニック・パターンの実践的な分類と使い方~あきチャン先生流を学ぶ
まずは定説のハーモニック・パターンをざっくりと勉強です。 ハーモニック・パターンのガートレー、バット、バタフライ、クラブは、Mを形成した時(トップが2つ)には4つのパターンすべて右側のトップが下がる形とされています(その逆のW形成の時...

非常にざっくりと説明すれば、Mを作った際、ダブルトップが切り上がっていればガートレーかバット、切り下がったMならバタフライかクラブと分類します。

今回の動画:FXプチ勉強会『令和初トレード』では、そのどちらにも当てはまらない、反転(D点)がフィボナッチ・リトレースメントの100%となったケースの解説です。

チャートはポンド円4時間足です。
ハーモニックパターン D点がフィボナッチ100% GBPJPY4時間足

  • 1 AとCを通る切り下げライン
  • 2 1の平行線
  • 3 CからD点への下落で最後につけたトレンドとその切り下げライン
  • 4 ダウントレンドの最終(大外)ライン
  • 5 エントリーの損切り位置
  • 6 ラスト戻り高値
  • 7 ハーモニックターンが目指すと予想される目標

切り下がりのハーモニックはバタフライかクラブだが

今回のパターンは

  • ダブルトップが切り下がり
  • 中深め(Bがフィボナッチ・リトレースメント70%前後)
から、あきチャン先生の使い方ではバタフライのパターンが予測されました。反転ポイントのD点のフィボナッチはバタフライは127.2%~161.8%。下落を獲る場合は127.2%にまずは狙い目と定めることになります。

しかし、100%あたりからトレンドを付けて上昇。この時点で127.2までの下落の可能性は低いと判断し、目線をD点からのハーモニックターンに向けています。

エントリー

エントリーは画像4の切り下げ最終ラインを陽線が頭を出したあたりから少し早めに乗っています。

エントリータイミングを早めた理由としては

  • 最終ラインを抜けた後にリテストが入ることはあまりない
  • 損切りが近くに置ける
また、

チャネルライン下からエントリーしたが8割方上がっていくだろう。もしレジスタンスとなって跳ね返されたとしても下でダブルボトムをつけて上がっていく

と予測しています。

損切り位置

損切り位置は、XおよびD点の下に置いています。

決済位置・ハーモニックターンの行き先

D点からの反転(ハーモニックターン)の行き先は、

  • あきチャン先生流では、反転D点のフィボナッチと足して100となるところまで
  • チャネルラインの上限
現状はこの2つの行き先予測があります。画像7ですね。

また、チャネルラインの上限までとした場合には

  • トレンドパターン半押しの場合は1本波形でチャネル上限ラインまで
  • トレンドレスパターンは中間で揉み合う
今回のハーモニックはトレンドレスパターンのため、目標とした決済位置は画像6の半値位置を一旦の決済としています。

その後の展開としては、ラスト戻り高値を明確に抜けることが出来るなら、11.4か0%まで(D点を88.6または100%とした場合、足して100%となる)伸びるかもしれないとしています。

ハーモニックのトレンドとトレンドレス・パターンについてはこちらの記事で書いています。

Mの左が第3波のハーモニック~トレンドパターンとトレンドレスパターンの解説動画で学ぶ
ハーモニックは実践上、トレンドパターンとトレンドレスパターンに分類するとターンポイントDからの値幅を予測しやすくなります。 どのような状況でハーモニックが発生したのか、環境認識が非常に重要となりますので怠らないようにしましょう。 ...

ダブルトップの切り下げ率とC→Dの下落についての考察

ダブルトップ(AとC)の切り下げが明確に10%程度(11.4%)だったとしたら、C→Dの下落は127.2%まであったのかもしれません。

今回のダブルトップの切り下げは5%未満でした。このようなパターンでは100%あたりまでの下落が妥当かもしれないので、C→Dの下落の狙い方としては100%で追いかけるのを止めて、さらに下落するなら下抜けしてから検討すれば良いでしょう。

あきチャン先生流ハーモニック攻略法のまとめ

ハーモニックパターン D点がフィボナッチ100% GBPJPY4時間足
今回の動画で語られたハーモニック攻略の手順は

  • ダブルトップのアップまたはダウンの比率が1割あるかを見極める
  • →10%上抜けすればガートレーかバット(順張り)
  • →10%下抜けならバタフライかクラブ
  • 反転D点が100%手前なのか、100%以上となるのかを予測する
  • いずれにしても切り下げラインをひいておく
画像の3と4の切り下げラインについて
  • C→Dで最後の波(赤の下降波)がトレンドをつけて終了し
  • 内側の切り下げライン(赤ライン)をトレンドをつけて上抜け(緑の上昇波)
という2つの条件をクリアしたら、4の最終切り下げラインを抜けたところを積極的に狙って行くとなります。

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