ギャップダウンでトレンドをつけた時の狙い方と事例

ギャップダウンの狙い方 トレンド、波動

ギャップダウンによって、何らかの重要なラインをブレイクし、かつトレンドをつけた時は、窓埋めを待っての戻り売りが狙いとなります。

ただ単にギャップダウンだけでは何の狙いも立たないことに注意しましょう(もちろんギャップからのクローズ自体を狙うことに一家言ある方は別ですが)。

チャートはオーストラリアドル・円の4時間足です。

AUDJPY4時間足 ギャップダウンがクローズの戻り売り

ギャップダウンによってトレンドがついたことをまずは確認しましょう。そうして、クローズをしっかりと待って、窓が埋まったあたりの①からショートエントリー。

②が決済目標で、③が損切りラインです。

4時間足には途中に引っかかるようなレジサポライン・節目が無いので、決済目標は週足か日足のラインまでとなります。

となるとシナリオ通りに下落すれば200pips以上のビッグトレードとなるのですが、それと引き換えに損切りラインへの幅も大きく、エントリーポイントから③の損切りラインまでは約90pipsもあります。

この損切り幅にビビらずにしっかりとストップロスを置いて放置することが出来るかどうかが、上級者になれるかどうかの鍵でしょう。

4時間足チャートではギャップダウン&トレンド&クローズですが、その上位足の日足チャートはどのようになっていたのでしょうか。

AUDJPY日足 アップトレンドラインを下抜ける

AUDJPYの日足チャートです。ギャップダウンが起こる前に、①のトレンドラインをすでに割って来ていました。

そうしてギャップダウンによってさらにしっかりと下抜け。日足の下落3波が始まる&加速される様相を呈していました。

この際、正月に起こったフラッシュ・クラッシュの長い下ヒゲの扱いをどうするのかは難しく意見の分かれるところですが、ひとまず、あきチャン先生は実体部分を対象にシナリオを組み立てているようです。

また、4時間足チャートをズームアウトしたのが下の画像ですが、

AUDJPY4時間足 ギャップダウン しっかりと下抜け

ギャップダウンにより①のかなり重要と思われるラインをしっかりと下抜けしています。

①はここを割るとその下にはもう日足か週足のラインしかない4時間足最後の砦とも言うべきラインで、今年に入ってのフラッシュ・クラッシュ以降に日足で形成したレンジの底値ラインでもあります。

ここをしっかりとブレイクし、一旦下落トレンドラインまでの戻り(=窓埋め・クローズ)を見せた後、日足週足のサポートラインを目指して再度大きく下落したという流れになりました。

学習動画:FXプチ勉強会 ギャップブレイクは神様からのプレゼント

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