直近の高値、あるいはレンジをブレイクして強く1波が出たなら、調整による押し目を待つことになります。
Aの高値を抜けた赤矢印の1波の押し目Bが、フィボナッチ・リトレースメントの裏当て61.8%に入ったことが確認出来たら、エントリーを仕掛けて行くことになります。
フィボナッチ・リトレースメントの裏当てとは、右から左へフィボナッチ・リトレースメントを引くことです。
①がフィボナッチ100%、②が0%となります。
ですので裏当て61.8%押しは、半値押しよりも押しが浅いことになります。
当然ながら裏当てとは数値が逆になります。
半値押しとして理想とされるのはフィボナッチ・リトレースメント50%から61.8%のゾーンですので、
赤の囲みで示した部分となります。
エントリー
エントリーについては細かく解説されていませんが、フィボナッチ・リトレースメント裏当ての61.8%に押しが入ったことが確認出来たらロングエントリーを仕掛けるということで構わないでしょう。
黄色○は61.8%に押しが入った部分、小さな赤○のローソク足で、あきチャン先生はロングエントリーをしています。
損切り位置
重要なのが損切り位置で、上で説明したように半値押しが入ってくるとすると、
赤囲みで示した位置まで下落することになります。
よって、損切り位置は50%の直下に置くことになります。
Cの赤破線が損切り位置です。
つまり、裏当て61.8%押しだと判断してロングエントリーをしたものの、やっぱり半値押しまで下落してしまったというケースでは、一旦損切りを入れるということになります。
半値押しゾーンから反転上昇していったなら、仕切り直しのロングエントリーをするということになります。
決済指値
決済指値については2つのパターンが解説されています。基本と応用です。
基本 フィボナッチ裏当て161.8%
フィボナッチ裏当て61.8%押しでエントリーの場合の基本は、フィボナッチ161.8%(150%~161.8%のゾーンで考えても良い)あたりでの決済指値となります。
画像のMは第1波の値幅に合わせたアキちゃんメーターですが、これを裏当て61.8%に合わせると、その先端Tは161.8%となりますので、フィボナッチ161.8%でもアキちゃんメーター使用でもどちらを利用してもOKです。
応用 半値まで
今回のケースでの決済指値に、あきチャン先生が採用したのが「アキちゃんメーターの半値まで」という手法。
これは「レートは半値、半値と進む性質がある」ので「半値を達成したら調整が入る」、よって「ストレスを感じたくないなら半値で一旦決済する」というものです。
チャート画像に「半値」と示したポイントで決済しています。フィボナッチ裏当てでは111%あたりとなります。
実際に「半値」へ到達した後、フィボナッチ裏当て76.4%あたりまで下落しています。
周期的な決済時期の推測
決済の時期について「来週の火曜か水曜日」とエントリー時に推測していますが、その方法は調整押しの角度からVを想定するとしています。
チャートは4時間足(ユーロドル)なので(縦の破線は週の区切り)、想定したVの右側が「半値」のレートに達するのは水曜日あたりという推定になるとしています。
FXプチ勉強会エントリーパターン-4『Fibo裏当て61.8押しを狙え』
FXプチ勉強会エントリーパターン-4『Fibo裏当て61.8押しを狙え』
フィボナッチ・リトレースメントについてはこちらの記事で詳しく書いていますのでぜひ参考にしてみてください。