チャートには導入期⇒成長期⇒成熟期⇒衰退期というライフサイクルがあります。
①が導入期、②が成長期、③が成熟期、④が衰退期です。
そして以下のように、第1トレンド⇒0波⇒第2トレンドとも見ることが出来ます。
第2トレンドの部分がライフサイクルの成熟期にあたるわけですが、あきチャン先生の動画『第2トレンド(成熟トレンド)抜けのラス戻りを狙え』では、その獲り方が解説されています。
第1トレンド、0波、第2トレンドについてはこちらの記事を、
それぞれご参照ください。
第2トレンド・成熟期の起点をしっかりと抜ける
チェックポイントと言っても良いと思いますが、第2トレンドあるいは成熟期(成熟トレンド)の起点をしっかりと抜けたことを確認します。
Aからの波が、冒頭のチャートの成熟期です。そして第2トレンドです。
ダウントレンドが完了しアップトレンドへと切り替えしていくと、親波となったダウントレンドのA(成熟期の起点)を目指して上昇して行くことになります。
そうしてAに到達して、さらに上を目指すとなると黄色の囲み②の部分で確認出来るようにAのラインをしっかりと上抜けすることになります。
黄色の囲みの左側①で最初に少し抜けていますが、フェイクの可能性も拭えないので、やはり黄色囲みのようにしっかりと抜けることが望ましいことになります。
①で「征服した」という認識ですが、それよりも②の「大きくブレイクしたという事実が重要」としています。
②では小さくトレンドをつけながらAを再度上抜けしていますが、これによって「次に行くという姿勢を見ることが出来る」としています。
押し・戻りが入るポイント
成熟期(第2トレンド)の起点Aをしっかり抜けた後の調整で押しが入ることになりますが、その押しはラス戻り高値に対してとなります。
Bが成熟期のラス戻り高値。ピンク○が押しをつけたポイントとなります。
エントリーポイント
エントリーはラス戻りBに押しをつけたⅰ、または再度成熟期起点Aを上抜けしてからの小さな押しⅱからになります。
ⅰではエントリーせずにⅱでエントリーをした理由について、ⅰはすでに金曜日となっていたので見送り、週明けにギャップダウンで始まったので窓埋めを利用してⅱからのエントリーとなったとしています。
目標決済ポイント
どこまでを決済ターゲットとして狙って行くかですが、
親波のダウントレンドのネックラインTが一つの目安となります。このネックラインTはライフサイクルの成長期の起点になります。
②が成長期ですが、その起点までがターゲットの目安になります。
補足 エントリーパターンその3が使えるチャートの形
解説のチャートは4時間足(ドル円)ですが、あきチャン先生によると、このエントリーパターンが使えるのは、
黄色ラインのように4時間足チャートが見えた時としています。抽象的ですが、かなり見かける形です。見つけた時にはこのエントリーパターンを使いましょう。
動画 FXプチ勉強会『第2トレンド(成熟トレンド)抜けのラス戻りを狙え』
チャートのライフサイクルの左側がどうなっているのかを見てみます。
ピンクで囲ったアップトレンドです。
赤矢印が成熟期ですが、
Aの成熟期の起点を下抜けブレイクし、その戻りがBのラス押し安値に入って下落しています。
その切り返しが当記事のエントリーパターンその3となるのですが、同様の動きを繰り返しているということが分かります。