あきチャン先生の動画「エントリーパターン-1 第3波は2回に分けて獲れ」を学習します。
「鉄板のエントリーパターン」という動画が先に発表されていますが、これは第3波を狙うものですので、今回の「第3波は2回に分けて獲る」と合わせて学習すると理解が深まるかと思います。
第3波を2回に分けて獲るとは、
ⅰとⅱの2箇所のエントリーのことです。
ⅰは3-1波、ⅱは3-3波ですから、2回に分けて獲るとは3-1波と3-3波を獲ることになります。
そのエントリーの仕方など詳細を見ていきます。
チャート内で確認できる最高値から見ると、黄色ラインの波は第3波です。
あきチャン先生の波動のカウントの仕方は、「ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー」のリズムでカウントすることに特徴があります(と管理人は思っています)ので、黄色ラインの波は第3波でもあり第1波でもあるのですが、このあたりに馴染みの無い方は一度こちらの記事を参照してみてください。
第3波の1回目 3-1波
チャートは4時間足(カナダドル・円)です。通常よりも1段ズームアウト(期間を広く)しています。
第3波のスタートはピンクの○で囲ったポイントですが、
エントリーをする条件としては、Aのレジスタンスラインへの戻り、Bの黄色ライン(第1波)の中間へきっちりと入った半値戻り、青緑の移動平均線(120期間移動平均線)へのタッチなどがあります。
第3波がどこまで伸びていくのかは、第1波の値幅と同幅を第3波の起点に合わせて想定することになります。
Mはアキちゃんメーターです。
最終的に第3波は第1波の値幅分しっかりと到達していますが、一度は第1波の安値で止められています。
第1波の安値あたりで第3波が止められたところが赤○ですが、これは頻繁にある動きで、3-1波となります。
黄色ラインが第1波で、ピンク○が第3波起点ですが、日足ではアップトレンドだったことが分かります。
親波を緑ラインで示しましたが、フィボナッチ・リトレースメント50%から61.8%までの半年近く掛けた”半値押し”の中にあったことになります。
その半値押しから再度上昇して行ったのは、切り下げトレンドラインを上抜けしたことを契機に上昇したと見て取れます。逆に言えば切り下げトレンドラインをブレイクしない限りは下目線でOKでしょうか。
あらためてトレンドラインは頼りになるな、と思わされます。
ちなみに4時間足チャートを通常の縮尺で見ると、
緑○では、20EMAと20SMAのクロスによるダブルマウンテンも形成されています。
ダブルマウンテンは、その完成を待ってからエントリーしたのでは時既に遅しなので、左側に山が出来てクロスしたところでエントリーを仕掛けなければなりません。検証作業を中断している記事がありますが、よろしかったらご参照ください。
第3波の2回目 3-3波
第3波が直近安値(第1波の安値)あたりで止まったら、その戻りを待って2回目のエントリーを仕掛けることになります。
3-3波(第3波中の第3波)はいわゆる”本気下げ、本気上げ”とされるところなので、こちらを狙い撃ちするのがメインとなります。
Aの切り下げラインへの寄りを待って打ち込むことになります。
決済の目標は、Mの矢印(アキちゃんメーター)の第1波の値幅分が基本となりますが、その手前のラインまで(ピンクラインは日足のサポートライン)。
赤①で止められ、その戻りが赤②で20期間移動平均線に反応して下落した場合、あきチャン先生は「直近安値までしか指せない」としています。
赤③から再度上昇して切り下げライン(最終的にはトレンドラインへ昇格)へ寄ったところが本気下げのポジションとなり、すでにブレイクしている日足のサポートラインは抜ける見込みで、次の日足のサポートライン(一番下のピンクのライン)を決済目標に出来るとしています。