第3波は2回に分けて獲る~エントリーパターンその1~

第3波の2回目 3-3波 あきチャン動画学習ノート

あきチャン先生の動画「エントリーパターン-1 第3波は2回に分けて獲れ」を学習します。

※管理人 この動画の2017年6月当時、およそ2,000回のエントリーの中で「頻繁に行って、そして最も良い部類」のエントリーパターンだと話されています。「最も良い部類」とは何が良いのか?については詳しく話されていませんが、おそらくは成績が良いということでしょう。

「鉄板のエントリーパターン」という動画が先に発表されていますが、これは第3波を狙うものですので、今回の「第3波は2回に分けて獲る」と合わせて学習すると理解が深まるかと思います。

鉄板のエントリーパターンとは
あきチャン先生が動画”鉄板のエントリーパターン”で解説しているのは次のような場面です。 このようにあきチャン先生は”鉄板のエントリーパターン”を説明しています。 「堀」ですが、動画アップ当時のNHK大河ドラマ「真田丸」から、そのように表現し...

第3波を2回に分けて獲るとは、
第3波を2回に分けて獲る
ⅰとⅱの2箇所のエントリーのことです。
第3波は3-1、3-2,3-3波
ⅰは3-1波、ⅱは3-3波ですから、2回に分けて獲るとは3-1波と3-3波を獲ることになります。

そのエントリーの仕方など詳細を見ていきます。

※管理人 黄色のライン(いわゆる”アキちゃんメーター”)を引いた波を第1波として続く第3波を攻略することになりますが、この第1波の左を見るとこのようになっています。
第1波についての考察
チャート内で確認できる最高値から見ると、黄色ラインの波は第3波です。

第1波であり第3波でもある
あきチャン先生の波動のカウントの仕方は、「ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー」のリズムでカウントすることに特徴があります(と管理人は思っています)ので、黄色ラインの波は第3波でもあり第1波でもあるのですが、このあたりに馴染みの無い方は一度こちらの記事を参照してみてください。

エリオット波動のカウントが上手く出来ない時に観る動画
エリオット波動が上手くカウントできないということがあると思います。いや、むしろ教科書通りに数えられる方が稀だとした方が良いかもしれません。 実践でどのようにエリオット波動をカウントすれば良いのだろうかと迷っているなら、この動画の波動の数え方...

第3波の1回目 3-1波

チャートは4時間足(カナダドル・円)です。通常よりも1段ズームアウト(期間を広く)しています。
第3波の1回目 3-1波

第3波のスタートはピンクの○で囲ったポイントですが、
第3波の1回目 3-1波
エントリーをする条件としては、Aのレジスタンスラインへの戻り、Bの黄色ライン(第1波)の中間へきっちりと入った半値戻り、青緑の移動平均線(120期間移動平均線)へのタッチなどがあります。

ちなみにCの下降トレンドラインは、第3波のスタート時点ではトレンドラインではなく切り下げラインに過ぎないことに注意です。

第3波がどこまで伸びていくのかは、第1波の値幅と同幅を第3波の起点に合わせて想定することになります。
第3波の到達予測点
Mはアキちゃんメーターです。

最終的に第3波は第1波の値幅分しっかりと到達していますが、一度は第1波の安値で止められています。
第3波の1回目 3-1波
第1波の安値あたりで第3波が止められたところが赤○ですが、これは頻繁にある動きで、3-1波となります。

※管理人 もちろん第3波がストレートに突き抜けて、第1波の値幅分到達してしまうことも時にはありますが、一旦止められて3-1波、3-2波、3-3波で第3波を完成させる方が多いでしょう。よって3-1波想定で、一旦は第1波の起点あたりで決済(全決済、半分決済等)することを念頭にエントリーするのが良いでしょう。
※管理人 第3波のエントリーについて、日足チャートで見てみましょう。
第3波を日足チャートで見てみる
黄色ラインが第1波で、ピンク○が第3波起点ですが、日足ではアップトレンドだったことが分かります。

親波を緑ラインで示しましたが、フィボナッチ・リトレースメント50%から61.8%までの半年近く掛けた”半値押し”の中にあったことになります。

その半値押しから再度上昇して行ったのは、切り下げトレンドラインを上抜けしたことを契機に上昇したと見て取れます。逆に言えば切り下げトレンドラインをブレイクしない限りは下目線でOKでしょうか。

あらためてトレンドラインは頼りになるな、と思わされます。

ちなみに4時間足チャートを通常の縮尺で見ると、
第3波 ダブルマウンテン
緑○では、20EMAと20SMAのクロスによるダブルマウンテンも形成されています。

ダブルマウンテンは、その完成を待ってからエントリーしたのでは時既に遅しなので、左側に山が出来てクロスしたところでエントリーを仕掛けなければなりません。検証作業を中断している記事がありますが、よろしかったらご参照ください。

ダブルマウンテン~20EMAと20SMAがクロスして造る2つの山からショートを検証~4時間足版
ダブルマウンテンとは、20期間移動平均線の20EMA(指数平滑移動平均線)と20SMA(単純移動平均線)が2つの山を造るようにクロスした状態のことです。 あきチャン先生が”FX土曜勉強会《161》『三角から四角への変体を獲る』”でスイスフラ...

第3波の2回目 3-3波

第3波の2回目 3-3波
第3波が直近安値(第1波の安値)あたりで止まったら、その戻りを待って2回目のエントリーを仕掛けることになります。

3-3波(第3波中の第3波)はいわゆる”本気下げ、本気上げ”とされるところなので、こちらを狙い撃ちするのがメインとなります。
第3波の2回目 3-3波
Aの切り下げラインへの寄りを待って打ち込むことになります。

決済の目標は、Mの矢印(アキちゃんメーター)の第1波の値幅分が基本となりますが、その手前のラインまで(ピンクラインは日足のサポートライン)。

第3波の2回目 3-3波
赤①で止められ、その戻りが赤②で20期間移動平均線に反応して下落した場合、あきチャン先生は「直近安値までしか指せない」としています。

赤③から再度上昇して切り下げライン(最終的にはトレンドラインへ昇格)へ寄ったところが本気下げのポジションとなり、すでにブレイクしている日足のサポートラインは抜ける見込みで、次の日足のサポートライン(一番下のピンクのライン)を決済目標に出来るとしています。

学習動画 FX土曜勉強会《66》エントリーパターン-1『第3波は2回に分けて獲れ』

FX土曜勉強会《66》エントリーパターン-1『第3波は2回に分けて獲れ』

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