トレードで勝つためには「3点目を狙う」ことに徹すること、おそらくそれが出来れば十分なのではないだろうかと思う時があります、、見逃した時などに。。
一般的に「3点目」はアノマリーとされているのでしょうが、あきチャン先生の動画ではこの3点目からのトレードはよく登場します。
初心者はとにかく、ひたすらに3点目を待てと語っていますので、トレード根拠に加えるべきでしょう。
ちなみに3点目は3度目のこと。「3度目の正直」と「2度あることは3度ある」は互いが真逆の方向を指しますが、3点目の考え方は「2度あることは3度ある」になります。
つまり、同じラインで2度サポートされたら、3度目もサポートされるだろうということです。
ところで学習動画のタイトル「とにかく2点目だけ狙ってみよう」なのですが、
起点を付けてからの2点目という意味となっていて、数字を振れば上の画像のようになります。
ただ、最近の動画では「2点目」ではなく「3点目」としていますので、下の画像のように起点を0ではなく1としたカウントで統一します。
3点目を待つ トレンドフォローの想定
①⇒②切り上げラインを引いたら、3点目③を待つことになります。
ちなみにトレンドラインへの3点目は、いわゆる3-3波の起点となるポイントです。
切り上げラインへ3点目押しからのシナリオ
3点目③への押しからのシナリオを描きます。トレンドフォローです。
オレンジ切り下げラインを上抜けて、その切り下げラインへのリテストからE点あたりでエントリーがセオリーです。
3点切り上げからの押しは強い
同じく3点目関連では「3点切り上げからの押しは強い」というものがあります。FX土曜勉強会《109》《第2波の後は第3波》 13分頃からを参照
よって、
ピンクで描いたシナリオでトレードすべく3点目を待ちます。
ウォルフ波動14ライン
ちなみに黒ラインはウォルフ波動の14ラインです。
この14ラインをターゲットにしての下落も当然ながらあり得ます。
3点目がトレンドラインで反発せず下抜けした場合
待っていた3点目の結果は、反発せずトレンドラインを割り下落してしまいました。
今回は「2度あることは3度ある」ではなく「3度目の正直」になったわけです。
想定した上方向へのシナリオは崩れましたが、しかし、エントリーをしたわけではないので損失はないはずです。
もし損失を出したとするなら、レートが落ちてきてトレンドラインへタッチした時点でエントリーをしているということになりますから(スキャルピングはあり得ますが)、大いに反省しましょう。
目線を下に切り替える
3点目がサポートラインのトレンドラインで反発せずブレイクしましたが、その時点から下目線に切り替えても十分に間に合うことを確認しておきましょう。
①⇒②へ引かれたトレンドラインは、サポートラインからレジスタンスラインへ転換することになります。
上級者の場合は、3点目のシナリオをいくつか描いているはずで、上へ反発しても下へブレイクしても、いずれも想定内の動きとなるでしょう。
切り下げラインでも3点目を待つ
同じチャートを見ていても、ある人は気づき、ある人は気づかない、その差が勝負を分けるのでしょう。
切り下げラインでも3点目を待つことになります。
そして見逃してならないのはレジスタンスラインにも3点目待ちがあることです。
黄色で囲んだ中で、小さくつける3点目を待つことになります。ただし、小さいと言ってもこのチャートは4時間足、1点目を付けてから3点目をつけるまでにローソク足13本ですから、2日間はタップリと掛かっていることになります。
エントリーと決済指値
オレンジの切り下げラインと、レジスタンスラインRが交差するポイントが、切り下げライン3点目とレジスタンスライン3点目のポイントと不思議に重なるわけですが、これについて、あきチャン先生は「チャートはそういう風に出来ている」と常々解説していますが、まったくその通りでしょう。
3点目からの下落は、ピンクの切り上げラインを下抜けし、その切り上げラインへのリテストから、ポイントEのあたりでエントリーです。
エントリーは基本的には、陰線が1本確定したら、それをトリガーにして次の足から乗ることになります。もしくは下の足(4時間足なら1時間足か15分足に落として)に切り上げラインを引いてエントリーします。
決済指値は以下の画像のTのライン上。本来ならウォルフ・ターゲットまでというところですが、雇用統計前ということが理由です。
このTのラインですが、A⇒Bに引いたラインを平行移動させて引いたものです(コピペ)。
A⇒Bラインの役割については、「どのくらい切り下がっているのか?」を見るために引いたとしています。
件の動画では詳しく語られていませんが、全体を逆Vあるいは三角形として、その傾きを見ているのかと思います。右下に傾がった三角形に見えます。
親波を攻める見方からは、ピンクの上昇波の征服はオレンジの下落波で終えているとし、残った親波起点の赤い上昇波の征服は、Tラインあたりへの下落で完了すると見ているようです。