当初、マルチRSIを使っていたが、分かるようで分からないような微妙な感じだった。それで何か改良されたものはないだろうか?と探していたところQQEというものがあることを山中康司氏のこの動画から知った。
現在、MT4で使用しているのは「QQE with Alerts」。ちなみにMT5ではマルチRSIを使っている。
呼び方が分からないがQQE本線とシグナルラインの2本で構成されている。通常「QQEが上昇した」というときに見ているのはHOTPINKのライン。断りなしにQQEと言えばこのラインのこと。
先日、山中康司氏が出演するCXR投資チャンネルでトレーディングビューでのQQE売買シグナルによる実践動画が公開されていて、かなり興味深い内容だったが、
体感的にQQEを使ったトレードなら負けることはないだろうな、と思う。
トレーディングビューにQQEと売買シグナルを出すインジケーターを入れるとこのような感じ。
QQEにはいろいろな仕様があるようで、こちらはFAST線、SLOW線となっている。
QQEについて特に深く理解するつもりもないのだけど、何も知らないで使うというのもあれなんで、いろいろとChatGPTに教えてもらうことにした。
QQEの利用率はどの程度なのか
「市場参加者のRSI利用率を100とした場合、MACD、ストキャスティクス、CCI、QQE、RCIの利用率はどのくらい?」という質問をしてみた。ChatGPTからの回答は、
MACD(Moving Average Convergence Divergence):30%
ストキャスティクス(Stochastic Oscillator):25%
CCI(Commodity Channel Index):15%
QQE(Quantitative Qualitative Estimation):10%
RCI(Relative Currency Index):5%
これらの数値はあくまでも参考程度であり、実際の市場参加者の利用率はさまざまな要因によって影響を受けます。たとえば、市場環境や取引スタイル、テクニカル分析の知識や経験などによって、利用される指標が異なる場合があります。また、新しいテクニカル指標が開発された場合には、市場参加者の利用率に変化が生じることもあります。
念のため、「回答の利用率は、RSIを100%としたものか?」と確認してみたところ、
とのこと。やはりRSIはかなり使われているオシレーターであり、思ったほどMACDは使われていないなという印象。それとRCIはそれほど使われていないというのは何となく聞いたことがあったが、RCIよりもQQEの方が利用されているようなのは意外ではあった。
QQEはRSIをどのように改良したものなのか
RSIをベースにして作られたのがQQEだと薄く知っていたが、実際にはどのような改良?がされているのだろうか。回答は以下。
一方、QQEは、RSIに加えて移動平均線を用いて相場のトレンドを反映させることで、より正確なトレンドを示すように改良されました。具体的には、QQEではRSIの計算に、移動平均線をかけたものを使用します。この移動平均線は、RSIの値が一定期間内に上昇した場合には上向き、下落した場合には下向きになります。この移動平均線がRSIの値を包み込むように表示されるため、「QQEライン」と呼ばれます。
また、QQEではRSIの設定値や移動平均線の期間を変更することで、トレンドの短期的な変化にも対応できます。これにより、トレンド転換のサインをより早く捉えることができるとされています。
とのこと。QQEはRSIに何らかの処理をして「RSIの値を包み込むように表示」させている、つまり滑らかになっているということだろうか。
重要なことは、QQEはRSIに相場のトレンドを反映させて、より正確なトレンドを示すために改良された、ということだろう。
QQEでトレンドを捉えることは可能か
これが一番聞きたいところ。これに対してChatGPTは、
具体的には、QQEでは、RSIが移動平均線を上回った場合には上昇トレンド、下回った場合には下降トレンドと判断します。また、QQEラインの傾きも重要な要素となり、QQEラインが上向きであれば上昇トレンド、下向きであれば下降トレンドと判断されます。
このように、QQEは相場のトレンドを捉えるために有用なテクニカル指標であり、他のテクニカル指標と組み合わせて使用することで、より正確なトレンド分析が可能となります。ただし、テクニカル指標は常に正確な予測を行えるわけではなく、常に市場環境を注視することが重要です。
と答えてくれた。つまりオシレーター系の「振り子系」ではなく、トレンド系のインジケーターということになるのか。
QQEのラインや数値など
QQEのFAST線とSLOW線について
FAST線は、RSIに移動平均線をかけたもので、短期的なトレンドの変化を反映します。一方、SLOW線は、FAST線の移動平均線を求めたもので、より長期的なトレンドの変化を反映します。FAST線がSLOW線を上抜けた場合には買いのシグナル、下抜けた場合には売りのシグナルとなります。
具体的には、FAST線は通常、3日間の移動平均線をRSIにかけたもので、SLOW線はその移動平均線の3日間の移動平均線を求めたものです。このように、FAST線はRSIの変化をより早く反映し、SLOW線はその変化をより滑らかに反映するように設計されています。
QQEのFAST線とSLOW線を組み合わせることで、相場の状況に応じてトレンドの変化をより正確に捉えることができます。ただし、テクニカル指標は常に正確な予測を行えるわけではなく、市場環境を注視しながら、慎重に分析することが重要です。
QQEラインについて
QQEはRSIをどのように改良したものなのかという質問で出てきた「QQEライン」だが、FAST線のことか、それともSLOW線のことか?、何を指しているのか分からなかったが
QQEのFAST線とSLOW線は、QQEヒストグラムのバックグラウンドに表示される2つのラインであり、これらはQQEラインとは異なります。FAST線とSLOW線は、価格の変化率に基づいて計算され、QQEヒストグラムが上昇トレンドから下降トレンドに切り替わるポイントを示します。
どちらが重要かについては、投資家やトレーダーによって異なる場合があります。一般的には、QQEラインが重要視される傾向があります。QQEラインは、相場のトレンド転換点を示すため、トレンドフォローのトレーディング戦略に役立ちます。また、QQEヒストグラムとともに使用することで、トレンドの方向性や勢いをより正確に判断することができます。
どうやらQQEにはヒストグラムで表示するタイプのものがあるということらしい。そのタイプで使われている中心線が「QQEライン」ということらしい。
MT4のQQEのシグナルラインとは、トレーディングビューのQQEのSLOW線のことか?
とのこと。自分が使っているMT4のQQEの2本のラインは「QQEとシグナルライン」で、
トレーディングビューの方は「FAST線とSLOW線」ということになるのかな。
QQEの30,50,70について
具体的には、QQEラインがSignal Lineを上抜けした場合、トレンドは強く上昇トレンドになります。この状態が続く場合、QQEラインが30を上回り、70に達すると、トレンドは非常に強いと判断されます。一方で、QQEラインがSignal Lineを下抜けした場合、トレンドは強く下降トレンドになります。この状態が続く場合、QQEラインが70を下回り、30に達すると、トレンドは非常に強いと判断されます。
50は、トレンドが比較的弱い状態を表します。つまり、QQEラインがSignal Lineを上抜けしても、50を超えない場合は、強い上昇トレンドではないと判断されます。同様に、QQEラインがSignal Lineを下抜けしても、50を下回らない場合は、強い下降トレンドではないと判断されます。
このように、QQEにおける閾値の設定により、トレンドの状態を判断することができます。ただし、閾値はあくまで目安であり、トレンドの状態は他の指標やチャートパターンなどから総合的に判断する必要があります。