2023年7月17日週のトレード検証メモ

②押し目買い・戻り売り時は、抜け足を基準に判断する Tips

ドル円チャート
ドル円チャート 2023年7月17日週
ポンド円チャート
ポンド円チャート 2023年7月17日週

月曜の東京とニューヨークは買い、火曜は?

月曜の東京とニューヨークは定番で上昇トレンドとなることが多いよな、とか思っていたら、それを裏付ける統計データを児山氏が公開してくれた。

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あくまでも現在の金利差が変わらないことが前提となるか。ということで火曜は15:00以降は下げ傾向だが、果たして?

「ふうたクロスカウンター」を利用したトレードの検証 ポンド円

「ふうたクロスカウンター」を利用した手法

①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー
②「ふうたクロスカウンター」通常エントリーを5分EMA10で利確後の逆張りエントリー(トレンドに対して順張りの押し目買い・戻り売り)下記事「②押し目買い・戻り売り時は、抜け足を基準に判断する」参照
③「ふうたクロスカウンター」通常エントリーが損切となった時のドテン・エントリー(※ただし1分RCIパターンCの時は損切を待たず1分EMA10が1分SMA21ドルフィンでエントリー)

「ふうたクロスカウンター」は6/19から7/7の間の100エントリーで、勝率73%、利確平均4.5pips。この100エントリーのうち、RCIパターンCは13エントリーで1勝12敗。これを除いてみると、72勝15敗で勝率約83%となる。

④押し目買い・戻り売り②が高値・安値(①「ふうたクロスカウンター」通常エントリーの損切りライン)で利確後のブレイクアウト・エントリー

②押し目買い・戻り売り時は、抜け足を基準に判断する

②押し目買い・戻り売り時は、抜け足を基準に判断する
「ふうたクロスカウンター」のショート・シグナルが出た場面。個人的な考えで5分EMA10で利確としている。そして5分EMA10から押し目買いをするというシナリオを基本としている。その理由は「ふうたクロスカウンター」の性質上、短期トレンドに対して逆張りとなるからだ。なので緑の矢印のように5分EMA10からロングの上目線シナリオを描いている。
しかしこのケースでは5分EMA10で反発せずに下抜けしてきた。こういう時には、下に抜けた足を基準にして、この足を下ブレイクしたら黄色矢印のショートのシナリオを採る。また反発時も同様に反発足を基準にするのが基本となる。

「ふうたクロスカウンター」の検証メモ 2023年6月19日から7月21日
「ふうたクロスカウンター」の検証ルールを変更する。これまでは引き分けを設けていたが、これを廃止する。 ポンド円の1分足チャートにクロスカウンターのシグナルが表示されたら平均足の色変わり(確定)からエントリー。 勝利(◯)条件は、5分EMA1...

月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

レートの上昇の動きに1分RCIがどんな風に動いているかのドキュメンタリー。
月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡
黄色矢印でエントリー、途中、半決済、全決済をしながら3回目のエントリーは前日安値とD-PIVOTの戻り目を崩してブレイクアウトした場面。15分QQEは[50]を上ブレイクしたところでこれからが上昇の本番、本日の収支は上々で大船に乗った気分でロングキープで上昇を追った。すでに1分RCIの長期線が天井張り付きとなりトレンドを示唆していることに注目。ここからRCI短期線が下がって上へターンするとパターンCとなる。

138.634円 レートは上昇するが1分RCI短期線(以降RCIとする)は置いて行かれ遅れている。
138.634円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

1分後 138.686円まで上昇、RCIは上向きに転じる。遅れることを確認、そして上昇が強い場合は売られ過ぎを示す-80まで落ちないことにも注目。
138.686円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

1分後 138.772円まで上昇、RCIも80に到達
138.772円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

4分後 138.783円まで上昇、RCIは天井
138.783円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

4分後 138.828円(月曜始値)まで上昇
138.828円(月曜始値)月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

5分後 138.919円まで上昇、RCI短期線は天井で横ばい、パターンEとなる
138.919円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

4分後 139円に到達して138.923円まで下落、RCIは天井キープのパターンE
139円に到達して138.923円まで下落 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

2分後 138.950円へ上昇し再上昇の気配、RCI短期線はここで下げる遅れて動くのでレートと逆方向を向く
138.950円 再上昇の気配 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

2分後 139円をブレイクして139.065円まで上昇、RCI短期線はここで上向きに。
139.065円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

7分後 一旦下落し138.987円まで再上昇、RCIは下降する
138.987円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

2分後 138.899円まで下落、RCIは-80アンダーまで下落
138.899円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

1分後 138.932円まで上昇、RCIも-80から反転上昇のパターンC、ここではタイムラグが少ない動き
138.932円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

5分後 138.988円まで上昇、RCIは80まで上昇
138.988円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

3分後 139円再ブレイクして139.029円まで上昇、RCIは天井でパターンEの構え
139.029円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

3分後 139.072円まで上昇、RCIはパターンE
139.072円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

4分後 ダブルトップから139円を割り込んで下落して反転138.989円まで上昇、RCIはパターンEからの急落
138.989円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

4分後 139円を三たびブレイクして139.042円まで上昇、RCIも-80から反転してパターンC
139.042円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

3分後 139.095円まで上昇して戻り目のネックラインを上抜きにかかる、RCIは80に到達
139.095円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

2分後 139.081円でネックラインブレイクの攻防中、RCIは天井横ばいでパターンEの気配
139.081円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

3分後 戻り目ネックラインをぶち破り139.184円まで上昇、ちなみにこの戻り目のネックラインは「ふうたクロスカウンター」ショートシグナルの損切りラインでもあり、パターンCからのドテンとなる。RCIはパターンE。
139.184円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

2分後 前日高値を上ブレイクして139.347円まで強く上昇
139.347円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

8分後 強い上昇が止まり139.297円・1分EMA10まで下げる、「ふうたクロスカウンター」のシグナルが再表示し下落気配、RCIは-80まで下降
139.297円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

22分後の23:04 139.073円まで下落、RCIはパターンCが崩れ下降、MACDも下降、15分QQEが下向きに転じ、5分QQEもDC
139.073円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

6分後 139円と5分SMA21のランデブーポイントと反発し139.118円まで上昇、RCIはここから下向くとパターンDとなる
139.118円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

19分後の23:29 139円で揉んで反発上昇し139.156円まで戻した場面、この後24:00から上昇気配は消えダラダラと下げることになる
139.156円 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡

全体図 児山氏のデータ通り月曜夜の上昇は24:00までだった。
まとめ 月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡
ということでRCIは動きが早いと言えど、レートの動きには遅れるいうことを確認。RCIパターンはレートの動きを確認するシナリオとなる。

月曜日 2023年7月17日 日本祭日(海の日)

①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 5勝 5敗  △14pips
②押し目買い・戻り売り           2勝 1敗 2撤退  23pips
③ドテン                   5勝 0敗 0撤退  53pips
④ブレイクアウト              0勝 0敗 0撤退  0pips

火曜日 2023年7月18日 21:30メリケン6月小売売上高

ドル円チャート
ドル円チャート 火曜日 2023年7月18日

ポンド円チャート
ポンド円チャート 火曜日 2023年7月18日

①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 8勝 0敗  51pips
②押し目買い・戻り売り           4勝 2敗 2撤退  28pips
③ドテン                   0勝 0敗 0撤退  0pips
④ブレイクアウト              2勝 0敗 1撤退  38pips

水曜日 2023年7月19日 18:00神聖ローマ帝国6月消費者物価指数

15:00前ドル円4時間足
15:00前ドル円4時間足 水曜日 2023年7月19日

15:00前ポンド円4時間足
15:00前ポンド円4時間足 水曜日 2023年7月19日

①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 8勝 2敗  49pips
②押し目買い・戻り売り           4勝 3敗 1撤退  13pips
③ドテン                   1勝 0敗 0撤退  12pips
④ブレイクアウト              1勝 0敗 0撤退  21pips

木曜日 2023年7月20日

昼時点のドル円チャート
昼時点のポンド円チャート 木曜日 2023年7月20日
昼時点のポンド円チャート
昼時点のポンド円チャート 木曜日 2023年7月20日

①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 3勝 0敗  18pips
②押し目買い・戻り売り           1勝 2敗 0撤退  △2pips
③ドテン                   0勝 0敗 0撤退  0pips
④ブレイクアウト              0勝 0敗 0撤退  0pips

金曜日 2023年7月21日

①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 6勝 5敗  △12pips
②押し目買い・戻り売り           3勝 1敗 2撤退  33pips
③ドテン                   3勝 0敗 2撤退  72pips
④ブレイクアウト              2勝 0敗 1撤退  30pips

週計
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 30勝 12敗  92pips
②押し目買い・戻り売り           14勝 9敗 7撤退  95pips
③ドテン                   9勝 0敗 2撤退  137pips
④ブレイクアウト              5勝 0敗 2撤退  89pips

「ふうたクロスカウンター」検証データ集計

6月19日から7月21日の期間の集計
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 140勝 49敗  628pips 勝率74% 平均4.5pips
②押し目買い・戻り売り 75勝 37敗 28撤退  540pips  勝率64% 平均7.2pips
③ドテン         33勝 8敗 6撤退  446pips   勝率77% 平均13.5pips
④ブレイクアウト    18勝 2敗 7撤退  250pips   勝率78% 平均13.9pips
※①の「勝ち」の条件は5分EMA10への到達。よって勝率は5分EMA10への到達率。平均pipsはトータルpipsを勝ち数で割ったもので目処、スプレッドの考慮無し。②③④の勝率は、撤退を勝ち負け半々に振り分けて計算。

1分RCIパターン別の「ふうたクロスカウンター」通常エントリー集計値

通常エントリー 140勝 49敗  628pips 勝率74% 平均4.5pips
パターンA    57勝 6敗  458pips 勝率91% 平均8.0pips
パターンA系    16勝 4敗  89pips 勝率80% 平均5.6pips
パターンB    43勝 5敗  240pips 勝率90% 平均5.6pips
パターンC    6勝 25敗  △211pips 勝率19%
パターンD    5勝 8敗  △39pips 勝率39%
パターンE    13勝 1敗  91pips 勝率93% 平均7pips

※パターンA系は、パターンAとするには若干不十分(長期線が天底まで到達していない等)なもの。

パターンCとパターンDを簡単に言えば、パターンCは長期線が天底張り付き状態の短期トレンドでの押し戻り目、パターンDは長期線が上昇下降中の押し戻り目ということになる。この押し戻り目に対して「ふうたクロスカウンター」のシグナルがアゲインストで出るので、勝率がすこぶる悪いのは当然(ここを狙ってのドテンが非常に有効)だが、このパターンDとCを除いて集計すると、

145エントリー 129勝 16敗  628pips 勝率89% 平均6.8pips

となる。ポンド円はスプレッドが広いが、これを考慮すると、5分EMA10到達で平均5pipsほどの利確となるだろう。

週末検証 迷晴れFXさんのエントリーポイントを見る

2023年7月17日週のドル円4時間足チャート
今週は結局、先週下降の戻りが入った。138円下の強力なサポート帯から安値を切り上げて反発上昇した。戻った先は日足SMA21と週間PIVOTのR1となり、ここは6月高値からの下降のフィボナッチリトレースメント61.8%の位置でもある。4時間SMA21と日足SMA21の乖離を狙うという、終わってみれば実に順当なシナリオ通りということに。

月曜日 7/17

138円と4時間ボリンジャーバンド-1σ反発で19:00の1時間足ピンバー上抜けでロング。
ドル円30分足チャート 月曜日 7/17
4時間ボリンジャーバンド-1σは「転換を狙う時に目安として表示している」とのこと。利確は139円・4時間BB1σ到達で。
ドル円チャート 月曜日 7/17

火曜日 7/18

ドル円チャート 7/18
メリケン小売売上高の発表を待って138円と4時間BB-1σサポートを確認、下値支持帯の強いサポートを根拠に22:00の1時間足の陽転でロング。

水曜日 7/19

ドル円チャート 7/19
4時間BB+1σを上抜け、前日高値抜けでロング。

木曜日 7/20

ドル円チャート 7/20
10:00の1時間足で139.5円の戻り目ネックライン抜けで戻り売り。※おそらく9:45の15分足でのエントリーと思われる。

ドル円チャート 7/20
ニューヨーク時間に戻り目の崩れでロング

金曜日 7/21

ドル円チャート 7/21
東京時間は先週陰線の戻り目形成で2番天井待ち。ロンドン初動に切り下げ2番天井の崩れでロング、今週の目標である日足SMA21到達。

ちなみにもう何年も迷晴れFXさんの動画で勉強させてもらっているが、同じようには出来ない落第者で、自分なりのトレード手法を磨くことに1年前に舵を切った。

今週のドル円・ユーロドル相場と攻略ポイント。/【前編】週ナビ443
週刊チャートナビ443回(2023.07.17~2023.07.21)は、前編は今週のドル円・ユーロドル・ポンドドル相場と攻略ポイントの解説。後編では明日からのトレードに役立つケース・スタディをします。▼ブログ記事▼動画の目次00:00 は...
FX鉄板手法の本質!ロール・リバーサル(レジサポ転換)はなぜ起こるのか?/週ナビ443後編
週刊チャートナビ443回(2023.07.17~2023.07.21)は、前編は今週のドル円・ユーロドル・ポンドドル相場と攻略ポイントの解説。後編では明日からのトレードに役立つケース・スタディをします。▼ブログ記事▼動画の目次00:00 は...
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