ハーモニック系の動きなどの類似型を見つけたらここをチェックしよう

AUDUSD4時間足 類似型のハーモニック系 チャートパターン

チャートはフラクタル構造で動いていると言われます。この場合はマルチタイムフレームでのことを指していると思いますが、同じ時間足チャート内でも同様の構造で動いているのを見ることがあります。

これを類似型としてあきチャン先生が解説していましたが、大変参考になりましたのでまとめておきます。

トレンドライン抜けの類似

AUDUSDの4時間足チャートです。

AUDUSD4時間足 類似型のハーモニック系

Eはエントリーポイント、Tは決済指値。

このエントリーポイントについて「切り下げラインをブレイクして20移動平均線と120移動平均線のゴールデンクロスに串刺ししたところ」とあきチャン先生はまずは解説していますが、続いて、前回の類似型を参考にしてエントリーすることが出来たと解説しています。

トレンドラインを抜けたらリテストを待つかどうか

この判断をするのに、同様の角度のトレンドラインを抜けた前回の③部分が参考になります。

③では逆三尊のチャートパターンを作りながら、最終切り下げラインをブレイクしてそのまま上昇していますが、Eからもそれに類似して上昇して行く(仮にリテストが入ったとしても深いリテストにはならない)という判断からエントリーしています。

※管理人 もちろん20MAと120MAの絡みという担保あり

連発したハーモニック系パターンが類似

2つのハーモニック系XABCDが類似型で連続しています。

AUDUSD4時間足 類似型のハーモニック系

ハーモニックのD点は反転ポイント、ここからハーモニックターンとなりますが、前回の黄Dからのハーモニックターンが参考になります。

※管理人 ハーモニックターン自体、深めの押しが入らず確実に獲っていけるものと位置づけているようです。

あきチャン先生流のハーモニックパターンについて

チャートを見ていると、なにやらWやMのハーモニックもどきの動きが連発していることがよくあります。このような時に類似型のハーモニック系が続けば、前回の動きを参考にしてこれからの動きを予測することが出来そうです。

ただし、これはハーモニックパターンを定義どおりに厳密に見ている方には向かないかもしれません。

あきチャン先生流の臨機応変なハーモニックパターンを受け入れている方には、とても参考になるかと思います。

あきチャン先生流のハーモニックパターンについてはこちらを参考にしてください。

ハーモニック・パターンの実践的な分類と使い方~あきチャン先生流を学ぶ
まずは定説のハーモニック・パターンをざっくりと勉強です。 ハーモニック・パターンのガートレー、バット、バタフライ、クラブは、Mを形成した時(トップが2つ)には4つのパターンすべて右側のトップが下がる形とされています(その逆のW形成の時には右...

今回の学習動画 あきチャン先生「FXプチ勉強会 覚えておきたい必勝パターン『半値抜けを狙え‼』」

こちらの記事でまとめていますのでご参照ください。

半値抜けとは~抜けが甘いと次の動きはどうなる?
「半値抜け」、これはチャート研究家あきチャン先生のオリジナルでしょうか。半値を抜けるというような表現なら巷で使われていそうですが・・。 「抜け」の程度を、あきチャン先生は非常に重要視しています。動画のアチラコチラで「しっかり抜けた」「抜けが...
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