ドル円 一週間の動き 15分足
月曜から水曜は先週安値をサポートに揉んで、木曜日に先週安値を割り込んで下落した。先週安値151.2円あたりには日足・4時間足の上昇チャネル安値が走っていたこともあって、このダブルサポート帯が破られてロングぶん投げで一気に下落した感。
月曜日 2月17日 8:50日本GDP 米加休場
火曜日 2月18日 12:30豪政策金利 22:30メリケンNY連銀(星2)
水曜日 2月19日 10:00新西蘭政策金利 22:30メリケン住宅着工・建設許可(星2)
木曜日 2月20日 22:30メリケンPhi連銀・失業保険申請件数(星2)
金曜日 2月21日 8:30日本CPI 23:45メリケンPMI(星2)
【Tips】上がったものは落ちるように見えてしまう、ショートバイアスへの対策
織田裕二のモノマネをしていたのは確か山本高広という人だったかな、世界陸上のハイテンションの「地球に生まれて良かった~」ってのに大笑いしたことがあったが、地球に生まれた弊害?で「上がったものは落ちるように見えてしまう」自分の場合、トレードでは笑い事ではなかった。常にショートバイアスが掛かっているので上昇しているチャートは落ちるように見えてしまう。逆張りショートで損切りするのは1回や2回なら良いのだが、たちが悪いのは損切りされて上がれば上がるほど今度こそ落ちるように輪をかけて見えてしまうことだ。なので延々とショート逆張りの損切りを繰り返して大やられするということを何年もやっていたわけだ。
ところで自分が知る限りだが、株からトレードに入った人は基本買いからなのでロングが苦にならないという人が多いような気もする。なので自分もそのうち上昇も下降もフラットに見えるだろうと思っていたが一向にショートバイアスは消えなかった、そして今も消えてはいない。
もし宇宙空間で生まれ育っていたなら、上も下もフラットに見えるのかもしれないが、この「上がったものは落ちるように見えてしまう」というのはショートが好きというよりも、「落下する恐怖」が根源にあるような気がする。これはメンタルがどうこうというような問題ではなく、自分が生きている限り持ち続ける人間性のようなもので、浜田省吾の古い曲の(まあ全部古いが)『ラストダンス』の一節『もう一度やり直せたら、馬鹿だぜそんな話はもうやめよう。僕が僕でいる限り何度やっても同じことの繰り返し』ってやつに違いない。ということでこうなれば最早力技的な対策を講じるということで、以前から【上下をひっくり返したチャート】も同時に見ている。たとえば、
赤矢印は押し目買いのエントリーポイントで、特に10:15の最初の赤矢印はテクニカル的に絶好のロングポイントなのだが、このロングがとにかく苦手、落ちるかもしれないという恐怖をいつも抱いてしまう。しかし上下反転した円ドルのチャートを見ていると、
絶好のショートポイント(つまりドル円ではロング)なわけだ、ドル円のペアでは恐怖を感じるのに円ドルのペアではその恐怖がチャンスとしか感じない。
ちなみに青矢印は損切りしたところで、ドル円のペアであそこでショートしてしまう悪い癖を出したが、円ドルのペアでは落下するように見えたので(つまりドル円では上)すぐに損切りした。
不思議なことに以前から自分はロングの方が勝率が高い。エントリー比率はロング25:ショート75というところで、ロングは自然と厳選していて逆にショートは(ショートバイアスが掛かっているので)気安く入っているということになる。個人的な方針としては厳選して勝率を上げるトレードよりも、勝ったり負けたりしながら資金が増えていくトレードが理想なのでロングをもっと増やしていきたい、つまり円ドルでショートと踏めばドル円ロングだ。
ちなみにトレーディングビューでは「Alt + i」でチャートを上下にひっくり返すことが出来るが、チャート下のサブウィンドウのRCIはひっくり返らずに元のままとなる。
5年ほど前まではトレーディングビューを有料で使っていたのだがMT4・MT5の方ばかりになったので解約し、それ以来無料で使わせてもらっている。なんかトレーディングビューの有料プランへのお誘いが非常にあざといというか汚い煽りというか、そこまでやるか!と感じが悪くて軽蔑しているので笑、今後もしばらくは無料続行。