月曜の東京とニューヨークは買い、火曜は?
月曜の東京とニューヨークは定番で上昇トレンドとなることが多いよな、とか思っていたら、それを裏付ける統計データを児山氏が公開してくれた。
あくまでも現在の金利差が変わらないことが前提となるか。ということで火曜は15:00以降は下げ傾向だが、果たして?
「ふうたクロスカウンター」を利用したトレードの検証 ポンド円
②「ふうたクロスカウンター」通常エントリーを5分EMA10で利確後の逆張りエントリー(トレンドに対して順張りの押し目買い・戻り売り)下記事「②押し目買い・戻り売り時は、抜け足を基準に判断する」参照
③「ふうたクロスカウンター」通常エントリーが損切となった時のドテン・エントリー(※ただし1分RCIパターンCの時は損切を待たず1分EMA10が1分SMA21ドルフィンでエントリー)
④押し目買い・戻り売り②が高値・安値(①「ふうたクロスカウンター」通常エントリーの損切りライン)で利確後のブレイクアウト・エントリー
②押し目買い・戻り売り時は、抜け足を基準に判断する
「ふうたクロスカウンター」のショート・シグナルが出た場面。個人的な考えで5分EMA10で利確としている。そして5分EMA10から押し目買いをするというシナリオを基本としている。その理由は「ふうたクロスカウンター」の性質上、短期トレンドに対して逆張りとなるからだ。なので緑の矢印のように5分EMA10からロングの上目線シナリオを描いている。
しかしこのケースでは5分EMA10で反発せずに下抜けしてきた。こういう時には、下に抜けた足を基準にして、この足を下ブレイクしたら黄色矢印のショートのシナリオを採る。また反発時も同様に反発足を基準にするのが基本となる。
月曜ニューヨーク時間でのドル円上昇時のレートと1分RCI短期線の動きを追跡
レートの上昇の動きに1分RCIがどんな風に動いているかのドキュメンタリー。
黄色矢印でエントリー、途中、半決済、全決済をしながら3回目のエントリーは前日安値とD-PIVOTの戻り目を崩してブレイクアウトした場面。15分QQEは[50]を上ブレイクしたところでこれからが上昇の本番、本日の収支は上々で大船に乗った気分でロングキープで上昇を追った。すでに1分RCIの長期線が天井張り付きとなりトレンドを示唆していることに注目。ここからRCI短期線が下がって上へターンするとパターンCとなる。
138.634円 レートは上昇するが1分RCI短期線(以降RCIとする)は置いて行かれ遅れている。
1分後 138.686円まで上昇、RCIは上向きに転じる。遅れることを確認、そして上昇が強い場合は売られ過ぎを示す-80まで落ちないことにも注目。
5分後 138.919円まで上昇、RCI短期線は天井で横ばい、パターンEとなる
4分後 139円に到達して138.923円まで下落、RCIは天井キープのパターンE
2分後 138.950円へ上昇し再上昇の気配、RCI短期線はここで下げる、遅れて動くのでレートと逆方向を向く
2分後 139円をブレイクして139.065円まで上昇、RCI短期線はここで上向きに。
7分後 一旦下落し138.987円まで再上昇、RCIは下降する
2分後 138.899円まで下落、RCIは-80アンダーまで下落
1分後 138.932円まで上昇、RCIも-80から反転上昇のパターンC、ここではタイムラグが少ない動き
3分後 139円再ブレイクして139.029円まで上昇、RCIは天井でパターンEの構え
4分後 ダブルトップから139円を割り込んで下落して反転138.989円まで上昇、RCIはパターンEからの急落
4分後 139円を三たびブレイクして139.042円まで上昇、RCIも-80から反転してパターンC
3分後 139.095円まで上昇して戻り目のネックラインを上抜きにかかる、RCIは80に到達
2分後 139.081円でネックラインブレイクの攻防中、RCIは天井横ばいでパターンEの気配
3分後 戻り目ネックラインをぶち破り139.184円まで上昇、ちなみにこの戻り目のネックラインは「ふうたクロスカウンター」ショートシグナルの損切りラインでもあり、パターンCからのドテンとなる。RCIはパターンE。
2分後 前日高値を上ブレイクして139.347円まで強く上昇
8分後 強い上昇が止まり139.297円・1分EMA10まで下げる、「ふうたクロスカウンター」のシグナルが再表示し下落気配、RCIは-80まで下降
22分後の23:04 139.073円まで下落、RCIはパターンCが崩れ下降、MACDも下降、15分QQEが下向きに転じ、5分QQEもDC
6分後 139円と5分SMA21のランデブーポイントと反発し139.118円まで上昇、RCIはここから下向くとパターンDとなる
19分後の23:29 139円で揉んで反発上昇し139.156円まで戻した場面、この後24:00から上昇気配は消えダラダラと下げることになる
全体図 児山氏のデータ通り月曜夜の上昇は24:00までだった。
ということでRCIは動きが早いと言えど、レートの動きには遅れるいうことを確認。RCIパターンはレートの動きを確認するシナリオとなる。
月曜日 2023年7月17日 日本祭日(海の日)
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 5勝 5敗 △14pips
②押し目買い・戻り売り 2勝 1敗 2撤退 23pips
③ドテン 5勝 0敗 0撤退 53pips
④ブレイクアウト 0勝 0敗 0撤退 0pips
火曜日 2023年7月18日 21:30メリケン6月小売売上高
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 8勝 0敗 51pips
②押し目買い・戻り売り 4勝 2敗 2撤退 28pips
③ドテン 0勝 0敗 0撤退 0pips
④ブレイクアウト 2勝 0敗 1撤退 38pips
水曜日 2023年7月19日 18:00神聖ローマ帝国6月消費者物価指数
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 8勝 2敗 49pips
②押し目買い・戻り売り 4勝 3敗 1撤退 13pips
③ドテン 1勝 0敗 0撤退 12pips
④ブレイクアウト 1勝 0敗 0撤退 21pips
木曜日 2023年7月20日
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 3勝 0敗 18pips
②押し目買い・戻り売り 1勝 2敗 0撤退 △2pips
③ドテン 0勝 0敗 0撤退 0pips
④ブレイクアウト 0勝 0敗 0撤退 0pips
金曜日 2023年7月21日
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 6勝 5敗 △12pips
②押し目買い・戻り売り 3勝 1敗 2撤退 33pips
③ドテン 3勝 0敗 2撤退 72pips
④ブレイクアウト 2勝 0敗 1撤退 30pips
週計
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 30勝 12敗 92pips
②押し目買い・戻り売り 14勝 9敗 7撤退 95pips
③ドテン 9勝 0敗 2撤退 137pips
④ブレイクアウト 5勝 0敗 2撤退 89pips
「ふうたクロスカウンター」検証データ集計
6月19日から7月21日の期間の集計
①「ふうたクロスカウンター」通常エントリー 140勝 49敗 628pips 勝率74% 平均4.5pips
②押し目買い・戻り売り 75勝 37敗 28撤退 540pips 勝率64% 平均7.2pips
③ドテン 33勝 8敗 6撤退 446pips 勝率77% 平均13.5pips
④ブレイクアウト 18勝 2敗 7撤退 250pips 勝率78% 平均13.9pips
※①の「勝ち」の条件は5分EMA10への到達。よって勝率は5分EMA10への到達率。平均pipsはトータルpipsを勝ち数で割ったもので目処、スプレッドの考慮無し。②③④の勝率は、撤退を勝ち負け半々に振り分けて計算。
1分RCIパターン別の「ふうたクロスカウンター」通常エントリー集計値
通常エントリー 140勝 49敗 628pips 勝率74% 平均4.5pips
パターンA 57勝 6敗 458pips 勝率91% 平均8.0pips
パターンA系 16勝 4敗 89pips 勝率80% 平均5.6pips
パターンB 43勝 5敗 240pips 勝率90% 平均5.6pips
パターンC 6勝 25敗 △211pips 勝率19%
パターンD 5勝 8敗 △39pips 勝率39%
パターンE 13勝 1敗 91pips 勝率93% 平均7pips
※パターンA系は、パターンAとするには若干不十分(長期線が天底まで到達していない等)なもの。
パターンCとパターンDを簡単に言えば、パターンCは長期線が天底張り付き状態の短期トレンドでの押し戻り目、パターンDは長期線が上昇下降中の押し戻り目ということになる。この押し戻り目に対して「ふうたクロスカウンター」のシグナルがアゲインストで出るので、勝率がすこぶる悪いのは当然(ここを狙ってのドテンが非常に有効)だが、このパターンDとCを除いて集計すると、
145エントリー 129勝 16敗 628pips 勝率89% 平均6.8pips
となる。ポンド円はスプレッドが広いが、これを考慮すると、5分EMA10到達で平均5pipsほどの利確となるだろう。
週末検証 迷晴れFXさんのエントリーポイントを見る
今週は結局、先週下降の戻りが入った。138円下の強力なサポート帯から安値を切り上げて反発上昇した。戻った先は日足SMA21と週間PIVOTのR1となり、ここは6月高値からの下降のフィボナッチリトレースメント61.8%の位置でもある。4時間SMA21と日足SMA21の乖離を狙うという、終わってみれば実に順当なシナリオ通りということに。
月曜日 7/17
138円と4時間ボリンジャーバンド-1σ反発で19:00の1時間足ピンバー上抜けでロング。
4時間ボリンジャーバンド-1σは「転換を狙う時に目安として表示している」とのこと。利確は139円・4時間BB1σ到達で。
火曜日 7/18
メリケン小売売上高の発表を待って138円と4時間BB-1σサポートを確認、下値支持帯の強いサポートを根拠に22:00の1時間足の陽転でロング。
水曜日 7/19
木曜日 7/20
10:00の1時間足で139.5円の戻り目ネックライン抜けで戻り売り。※おそらく9:45の15分足でのエントリーと思われる。
金曜日 7/21
東京時間は先週陰線の戻り目形成で2番天井待ち。ロンドン初動に切り下げ2番天井の崩れでロング、今週の目標である日足SMA21到達。
ちなみにもう何年も迷晴れFXさんの動画で勉強させてもらっているが、同じようには出来ない落第者で、自分なりのトレード手法を磨くことに1年前に舵を切った。