今週(5月18日(月)〜22日(金)のドル円は、ドル高・円安優勢の基調が続きやすい一方で、158〜160円台前半のレンジでの神経質な推移が想定されます。前週の158円台回復・定着を背景に、上値試す展開がメインですが、介入警戒感と主要経済指標が鍵となります。
基本的な見通し
・上昇ドライバー: 米金利高(インフレ再燃懸念)、中東情勢の長期化リスクによる有事のドル買い、原油高。FRBの利下げ期待後退がドルを支える。
・抑制要因: 日本の通貨当局による158〜160円近辺の強い介入警戒(覆面介入やレートチェックの可能性)。日本側経済指標(GDP、CPI)がタカ派寄りなら円買い圧力も。
・想定レンジ: 157.50〜160.50円程度(上抜け時は161円台も視野、下値は156円台後半でサポート)。多くのアナリストがドル高継続を予想しつつ、修正安の可能性も指摘。
日ごとの注目ポイント(主な経済指標)
・5月18日(月): 中国経済指標(鉱工業生産・小売売上高)など。米住宅市場指数も。週初は前週末の流れを引き継ぎやすい。
・5月19日(火): 日本1-3月期GDP(速報)(前期比+0.3%前後予想)。弱い内容なら円安要因、強いと円買い。米FOMC議事録(後半)も注目。
・5月20日(水): グローバルPMI(速報)、米住宅着工件数など。米指標が強いとドル押し上げ。
・5月21日(木): 日本貿易収支、米経済指標各種。FOMC議事録の影響が残る可能性。
・5月22日(金): 日本4月全国CPI(コアCPI予想1.7〜1.8%前後)。インフレ上振れなら日銀追加利上げ観測→円高圧力。米指標(ミシガン大消費者信頼感など)も。週末ポジション調整に注意。
テクニカル・市場センチメント
・前週末終値近辺は158円台後半〜159円近辺で推移(変動あり)。上昇トレンドラインを維持しており、158円割れを維持すれば押し目買いが入りやすい。
・抵抗線: 159.50〜160円台、心理的節目160円。
・支持線: 157.50〜158円、156円台後半。
・RSIなど過熱感が出やすいため、急騰後の修正安(155円台テストの可能性)も一部予想で警戒。
全体の印象とリスク
・今週は「ドルファンダメンタルズ強気 vs. 介入・日本側指標」の綱引きが続きそうです。前週同様、158円台を軸に上値試す展開がメインですが、160円接近で介入警戒が強まる公算大。地政学リスク(中東)や原油動向も引き続き影響します。
注意: 為替は突発要因(介入実弾、要人発言、地政学ニュース)で急変動しやすいです。実際の取引では最新レート・ニュースを必ず確認し、リスク管理を徹底してください。この見通しは市場情報に基づく一般論であり、投資判断は自己責任でお願いします。
月曜日 5月18日 星3経済指標なし
火曜日 5月19日 8:50日本GDP
水曜日 5月20日 18:00ユーロHICP 27:00米FOMC
木曜日 5月21日 星3経済指標なし
金曜日 5月22日 8:30日本CPI 15:00独GDP
