「N理論とチャネルライン」この2つをトレードにおいて特に大切にしていると、FX業者さんが一席設けた場でプロトレーダーさんに答えたとあきチャン先生が動画で話されていたことがありました。
よく「斜め線で生きてきた」(斜め線を引いての意)と話されていますが、あきチャン先生のトレードの一翼を担うのがチャネルラインなどの斜め線であり、もう一翼がN理論なのです(私の記憶が確かなら)。
ちなみに冒頭のプロトレーダーさんは「チャネルとハーモニック」との答えだったはず。
チャネルの中を動くNやMを捉えることさえ出来ればトレードは勝ったも同然です。まずはその基礎となるN理論に触れてみましょう。
「N理論」とは「値動きの法則」であり「エネルギー保存の法則」です。
学習動画 土曜勉強会(4) ザックリ予想で大雑把にトレードした方が勝てる!
相場は必ずNを作りに行く
高値と安値で抽象化する必要がありますが、相場はNが集まって出来ていると仮定するなら、必ずNを作りに行くことになります。
N理論とは
N理論とは簡単に言うと「Nが終わったら逆Nが出来て、逆Nが終わったらNが出来る」という値動きの法則であるとしています。
動画ではドル円1時間足チャートでN理論の解説をしています。
アップトレンド中に出来たレンジ帯で逆N完成から、N理論に従ってロング(買い)トレードを仕掛けています。
特に、逆Nの後のN形成を狙って行くトレードは、しっかりとトレンドフォローしているという事実を認識することが大事なように思います。
エネルギー保存の法則
N理論はエネルギー保存の法則とセットになります。
黄色で囲んだNの右側は、水色で囲んだNの左側に(支配され)エネルギーが保存されるとしています。よって水色の点線より上には伸びないだろうと予測しています。
レンジ帯はエネルギーが保存される
その大前提として、レンジ帯は常にエネルギーが保存される状態であるから上記が成り立つとしています。
トレンドはエネルギーが保存されない
反して、トレンドはエネルギーが保存されない状態であるとしています。以下の画像のように、
Nの均衡が崩れた分を相殺するとしています。そしてトレンドとしてこの法則が続くのが、いわゆる「ダウ理論」であると説明されています。
ダマシ発生のメカニズム
もし、黄色で囲んだ①の部分に出っ張りが出ていたら、エネルギー保存の法則から②の部分にオーバーシュートがあったはずとしています。
これがいわゆるダマシ発生のメカニズムであるとしています。