ドル円週足チャート。昨年は10月に152円まで上昇し日銀介入で下降、今年1月に127円から反転上昇し現在まで10円上げている。1月の反転上昇のポイントは、昨年2022年の安値127.2円からの上昇のフィボナッチリトレースメント61.8%、一昨年2021年の安値102.5円からの上昇のFR50%の位置。昨年、一昨年とも1月が安値となっているが、今年もいまのところ1月が安値。
ドル円日足チャート
10月高値152円から1月安値127円への下降のFR50%は140円。この手前に12月と3月の高値138円がダブルボトムのネックラインとして存在、先週は137.8円まで上げて失速したが、多くの人が見ていると云われる200日移動平均線(黄)もレジスタンスした恰好。今年1月からの反転は日足上昇チャネル内の動き。
4時間足チャートは、その日足上昇チャネル内の動きの拡大。
先週高値を上ブレイクすれば次は140円か。下は日足上昇チャネル安値がサポートするかが目安。ここを割れば3月4月安値帯の130円へ。
W-PIVOTは135.4円。
月曜日 2023年5月8日
1時間足チャート
D-PIVOTは134.6円 日足SMA21がサポートしている恰好、上に200日移動平均線(黄)、下に週足SMA20(薄緑100日線)と日足上昇チャネル安値ライン、オレンジは4時間SMA21。
東京午後15:15からの反転上昇の動き
8:45の15分足上髭ピンバーからの下降は、15:15の15分足下髭ピンバーから反転上昇、15:30には1分EMA10が5分EMA10を上ブレイクし15分QQEは上向きに。
ナビゲートラインは15:45、ここで15分QQEがGCしたが、この時に5分EMA10が5分SMA21を上ブレイクしている(5分足チャートでは赤と黄)。ここで上昇確定とみるべきか。
15:45から16:00の15分間は始値と15分SMA21がレジスタンスし停滞、本日はロンドン休場でどうなるのか、1分RCIが下がる押し目を待つかと見ていたら、クラスター抜けで上がっていってしまった。15分QQEもこの時に[50]上ブレイクした。
ニューヨークタイム21:30変動
ナビゲートラインは21:30。直前に1分EMA10が5分EMA10を下ブレイクし15分QQEがDC、21:45に5分EMA10が5分SMA21を下ブレイクして下降開始。この場合の下降ガイドは5分SMA21で1分EMA10を上下に割りながらの下降となるので1分RCIは効くことになる。
ナビゲートラインは2:00、ここが下降の終点となったが、その15分後に1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク、2:30に5分EMA10が5分SMA21を上ブレイクして15分QQEがGCした。
火曜日 2023年5月9日
5分足チャート
結局、昨日は東京9:00の高値から下降、ロンドンは休場だったがロンドンタイムで上昇、21:30のニューヨークタイムから下降、深夜2:00から上昇という基本的?なレンジだった。毎日こうだったら、5分足のMAクロスか15分QQEのクロスでエントリーすれば良いので凄く楽なのだが。
ということで5分MAクロスと15分QQEの関係性をメモして行く。本日の星3つ経済指標は無し。D-PIVOTは135円なり。
東京午前 5分MAがGC 8:15、15分QQEがGC[58] 8:45
8:00の15分足で1分EMA10が5分EMA10を上ブレイクした、これは短い足から動くのだから当然の先行動作。
8:15に5分EMA10が5分SMA21を上ブレイク。この時に15分QQEが[50]から反転上方向。
8:45に15分QQEが[58]でGC。
9:00に15分SMA21に乗り上げ20pipsほど急騰した。
東京午前 5分MAがXDC、15分QQEがDC[59] 10:15
「XDC」とはMAはクロスしたが向きが揃っていない状態を勝手にそう言うことにした。この場合では5分EMA10が下ブレイクしたが5分SMA21はまだ上方向を向いているという状態。ちなみにQQEのクロスはXDCが通常となる。
10:00に1分EMA10が5分EMA10を下ブレイクして先行。
10:15に5分MAのDCと15分QQEのDCがほぼ同時に発生。
10:45にSMA21を割って18pips急落した。
実トレードは9:30の前日高値での1分足ダブルトップの1分EMA10が1分SMA21を下ブレイクしたところでショート。仲値で上げられて危なかったが10:15の15分SMA21到達でイグジット。15分QQEのDCのところで止めているという・・・苦笑。。
東京午後の動き 15分QQEが[50]を下ブレイク 11:30
東京午前にDCした15分QQEは11:30に[50]を下ブレイクして15:45まで下降を継続し[30]に到達した。
ナビゲートラインの11:30には1分と5分のEMA10とSMA21が、15分SMA21を下ブレイク完了したことに注目。
15分QQEが下降&MAが下降となれば戻り売りがセオリー。以下の3つがエントリーポイント。
①は1分EMA10が下ドルフィンからD-PIVOTと1時間SMA21をレートが下ブレイクしたポイント。
②は①のD-PIVOTと1時間SMA21にリテストしたポイント。サポレジ転換。
③は戻りが5分EMA10とSMA21にリテストしたポイント。瞬間的な戻りのため1分EMA10以外のMAはいずれも下降をキープしている。
ロンドンタイム 15分QQE接触 15:45、QQEのGCとEMA10GC 16:00、5分MAがGC 16:05
このロンドンタイムの動きは細かく観察していたが15分QQEの動きが先行したパターン。
15:45に15分QQEが[30]から反転上昇してシグナルラインと接触。
16:00に1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク、ここで15分QQEがGC。
16:05に5分EMA10がSMA21を上ブレイクした。
【TIPS】15分QQEのDCが失敗 20:00 その予兆・原因
20:00少し前に15分QQEがDCしたが、直ぐに反転上昇してしまった。20:15には1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク、20:30には5分EMA10が5分SMA21を上ブレイクして上昇確定となり、15分QQEのDCは失敗。
まず、経緯としては上で書いたロンドンタイム初動のメモの通り、15:45に15分QQEが[30]から反転18:00まで上昇し[50]に到達した。
そこから下降開始、20:00前に[45]でDCという流れ。
確かにQQEの[50]下での下降ではレートの値幅が伸びるが、それにしても15分QQEの下降幅に対してレートの値幅が落ち過ぎていた。
1分EMA10が5分EMA10を下ブレイクしたのは18:30、5分EMA10が5分SMA21を下ブレイクしたのは18:45だが、15分QQEがDCしたのは20:00直前で1時間以上も後となったが、通常はこんなに遅れることは無い。
XDCは上でも書いたが、「ばってん」でクロスすること。MAのクロスの場合には、長短2本のMAが同じ方向でクロスしたものがゴールデンクロス、デッドクロスだとされている。しかしQQEの場合にはこれまで見てきた限り、XDCが通常。QQEとシグナルラインが同じ方向を向いて伸び、QQEだけが反転してぶつかるからこそクロスが早いタイミングで為されるわけだが、今回の場合はQQEが[50]から反転下降したタイミングでシグナルラインも横ばってしまいクロスが遅れている。
以上の3つを15分QQEのクロス失敗の原因と予兆として挙げておく。
【TIPS】15分QQEのDC失敗からの[50]上ブレイクGC 21:00
20:00の15分QQEのDC失敗からの上昇は、21:00に[50]到達しGC、そのまま[50]を上ブレイクした。
20:15には1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク、20:30には5分EMA10が5分SMA21を上ブレイクしての15分QQE[50]上ブレイクは「下降失敗なら上昇!」を確信させるロングエントリーポイントとなった。
ニューヨークタイム 5分MAがDC 23:00、15分QQEがDC 23:15
22:45 1分EMA10が5分EMA10を下ブレイク、この時に15分QQEは[65]から下降開始。レートは前日高値到達からの反転下降。
23:00 5分EMA10が5分SMA21を下ブレイク。
23:15 15分QQEが[57]でDC。
水曜日 2023年5月10日 21:30からCPI
1時間足チャート D-PIVOTは135.1円 W-PIVOTは135.4円
本日の星3つ経済指標は21:30にアメリカ消費者物価指数(CPI)がある。
東京午前 9:30 仲値決めはチャート通りの動き
15分QQEは横ばい、このような時のクロスは意味を持たない。優先すべきは反転と傾き。
10日の五十日なので仲値決めを警戒したがチャート通りに動いた。高値切り下げのダブルトップあるいは斜めの三尊形成でネックラインは15分SMA21。
9:30の15分足で1分EMA10が5分EMA10を下ブレイク。
9:45の15分足で5分EMA10が5分SMA21を下ブレイクし、15分QQEが[50]下ブレイク。
9:52から9:53 ネックラインの15分SMA21を下ブレイクしてD-PIVOT135.1円まですっと下がった。1分EMA10のブレイクからD-PIVOTまでの値幅は15pips。
東京午後 13:30 15分QQE[50]GC、5分MAがGC
10:00過ぎから13:00頃まで15分QQEは[47]で横ばい。
13:15からの15分足の中で、1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク、15分QQEが[50]上ブレイクGC、5分EMA10が5分SMA21を上ブレイク、ほぼ同時に発生した。
ロンドン初動 レジ帯で15分QQE[61]DC 16:15、5分MAがDC 16:30
前日高値とW-PIVOTのレジスタンス帯に5分足チャートで15:00から16:00にかけてダブルトップを形成した。
15:45に1分EMA10が5分EMA10を下に抜くが揉む。5分EMA10は横ばいで5分SMA21はまだ上向きのまま、これが主因か。
16:15 15分QQEが[61]でDC。
16:30 5分EMA10が5分SMA21を下ブレイク、このDCが決め手となり下降した恰好。
ロンドン後半 安値切り上げから5分MAがGC 20:00、15分QQE[50]GC
17:00から20:00まで1分足チャートではトレード機会がいくつもあったが15pips幅の保ち合いで、15分QQEは[50下停滞]。
19:45の安値切り上げ(5分足チャート、1分足チャート)から、
20:00 1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク、5分EMA10が5分SMA21を上ブレイクがほぼ同時に起こる。
20:15 15分QQEが[50]GCで上抜けした。
CPIまでゆっくりと20pips弱の上昇だった。
ニューヨークタイム CPI下落後の15分QQE[37]GCで上昇失敗 24:30
CPIの下落で15分QQEは[30]に到達。そこから上向き[37]でGCしたが、シグナルラインの横ばいが長く失敗の予兆ありだったが案の定、GCで上昇は止まってしまった。
1:00前の1分足チャートの高値切り下げからの1分EMA10が5分EMA10を下ブレイクしたところで上昇失敗が確定、下降開始となった。
木曜日 2023年5月11日 20:00からBOE
本日の星3つ経済指標は20:00から英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨、イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表がある。
ドル円1時間足チャート
D-PIVOTは134.6円。3月から安値を切り上げている流れに変わりは無し。
東京午前9:30の動きと、15分QQE[37]GC、5分MAがGC 10:00
9:00は下げ9:30から仲値まで上昇というパターンの日。
この上昇の最中に1分EMA10は5分EMA10を9:30の15分足の中で上ブレイクしている。
10:00 15分QQEが[37]でGC、ほぼ同時に5分EMA10が5分SMA21を上ブレイクしたが、レートは前日安値レジスタンスで1時間ほど停滞し11:00から上げていった。
結局、このQQEのGCで18:00まで上昇、前日安値上抜けから70pips強の上げで高値134.843円をつけた。この高値は、前日のCPIで135.4円から本日9:00の133.9円までの下降のフィボナッチリトレースメント61.8%への戻りとなった。
ロンドンタイム 15分QQE[70]DC 18:30、15分MAクロスXDC 18:45
前日からの下降幅の61.8%まで戻り再下降開始。
18:15 1分EMA10が5分EMA10を下ブレイク。
18:30 15分QQEが[70]オーバーから[70]でDC。
18:45 5分EMA10がSMA21をXDC(ばってんクロス)。
ニューヨークタイム 5分MAクロス、15分QQE[40]GC 10:45
21:15に約60pipsほど急騰し、そこから反転急落し21:30の15分足で133.75円まで約90pips下げる。原因は何かあるのだろうがどうでも良く21:30は動く時間帯。
この急落は1時間ボリンジャーバンド-2σとD-PIVOTのS1、週足EMA10と134円をアンダーシュートし、月足EMA10に到達して反転上昇を開始。15分足チャート以上ではスパイクに見えるが、5分足1分足チャートでは通常の動き。
21:30 急落安値で45分間ほど底固め
22:15 1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク。15分QQEが[30]から上向き上昇気配。
22:30 底値試しが入り15分足が下ひげピンバー陽線となり安値切り上げる。1分EMA10は5分EMA10を少し割るが結果的にはドルフィンとなる。
22:45 15分QQEが[40]GC、5分EMA10がSMA21を上ブレイクした。
金曜日 2023年5月12日 イギリスGDP
本日の星3つ経済指標は15:00にイギリスGDPがある。
ドル円1時間足チャート
昨日はニューヨークタイム初動で133.743円まで下落したが月足と週足のEMA10にサポートされた恰好で反転上昇している。なんだかんだと安値を切り上げる底堅い印象。
D-PIVOTは134.4円、今週W-PIVOTは135.4円。
東京午前9:30の動きと、15分QQE[52]GC、5分MAがGC 10:00
9:00からの下げはすんなりとはいかない2段階下げ、9:35頃から1時間SMA21にサポートされる恰好で反転上昇した。
9:45の15分足で1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク。
10:00 厳密にはその数分前に15分QQEが[52]GC。
10:05 5分EMA10がSMA21を上ブレイク。
東京午後14:00 15分QQE[50]反転上昇
13:00から14:00にかけて15分SMA21で停滞。15分QQEは下降して[50]直前まで到達、この時点では上下どちらの目もある。
13:45の15分足内で1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク。
14:00の15分足内で5分EMA10が5分SMA21を上ブレイクで上昇確定。
エントリーは①か②だが、①は1分RCIの短期線が上がりきっていて乗りづらいところだった。エントリーは②のRCIの短期線が-80アンダーから反転上昇のところ。押し目。
②の時点で15分QQEが[56]GC、15分SMA21が上方向、5分SMA21は横ばい、5分EMA10が上方向でサポート。
ロンドン20:00 15分QQE[50]反転上昇
東京午後の方が動いてロンドンタイムに入ると小康状態の下降だったが、後になってこれが上昇の押し目となったことが分かったが。。
反転上昇のきっかけは1分足の安値切り上げ。ここで15分QQEが[50]から反転上昇気配となる。
20:00 1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク。
20:15 5分EMA10がSMA21を上ブレイク。
切り下げラインを引いて、上ブレイクでエントリーがベターか。
ニューヨーク23:00 15分QQE[53]反転上昇
基本的に15分SMA21(あるいは20)のところにレートがあるとRSI・QQEは[50]付近にいることになるが、ここでも15分SMA21が絡む。
20:00の上昇で前日高値と4時間SMA21を上ブレイクしてリテストからの上昇となる。
上昇開始は23:00前後の4時間SMA21につけたダブルボトムから。
23:00に15分足で1分EMA10が5分EMA10を上ブレイク、
23:15の15分足で5分EMA10が5分SMA21を上ブレイクし135円を上ブレイクした。
エントリーは23:00の15分足ピンバーの高値抜け&135円、ここにはD-PIVOTのR1もあったが、このレジスタンスラインのブレイクアウト。
実トレードではここでは乗れず、24:30の1分RCIの-80アンダー反転でエントリー。初動を逃してしまった。